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大草直子'S PICK UP
大草直子'S PICK UP

大草直子がピックアップ。「狭間の季節」のコート

2018.01.28
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昨日公開した「大草直子も絶賛!桜ピンクのチェスターコート」の続編です。今回は桜ピンクのチェスターコートを大草さんの私物と合わせた着こなしを披露してくれました。しかも、こちらのコートは、大草さんが思う、おしゃれな人が持っている一着にぴたりとあてはまるのだそう。その理由を、書き下ろしのエッセイでたっぷり語ってくれました。後半は、コート一着と同じプライスで完成した、お子さんの旅先でのコーディネートに関するエッセイをお届けします。

ON OFF両用の、チェスターコート

シャツにレザーレギンスでコーディネートしましたが、ワンピースに重ねても良いなあ、とか、タンクトップにダメージデニムもおしゃれかも――と、着こなしの妄想を広げてくれるコート。長さがしっかりあるのと、2つボタンだから、「コートの中」を限定しないのが嬉しいです。そして、常々思っていることを、ここで(笑)。季節と季節の間におしゃれな人が、圧倒的におしゃれな人だと、思っています。この繊細で短い時期の必要な1着を、手に入れた人勝ち。寒さや暑さを我慢するのか、もしくはおしゃれをすることを諦めるか――ではなく、季節の狭間ならではの揺れるおしゃれを楽しみたいな、と私自身も心がけているのです。例えば、こんな1着で。桜が咲くころの、シャツ1枚ではまだまだ肌寒い時期だって。季節は秋だけれど、ニットにはまだ気温が高い頃だって。薄手のカシミヤニットに重ねたり、Tシャツ1枚に肩から引っ掛けたり――が可能。短い期間に投資するのは一瞬ためらいますが、その分流行に惑わされず、長く愛用できるので、絶対に備えておきたいもの。


タイでのマヤのコーディネート一式(笑)

旅好きな両親に育てられ(私たちのことです(笑))、もう何度も旅行を経験している、我が家の子供たち。普段は忙しくて、何か特別なことをたくさんはしてあげられないけれど。そして、パッチワークのような家族だからこそ、旅の楽しさ、世界中に転がっている面白い事。オープンなマインド、最低限の語学は、彼女や彼らに「自由な翼」として授けたいな、と思っています。その翼の中には、特にリゾートにいるときは、自然や気候になじむスタイル。かつ、リゾートは「いる人たちが作る」から、そこにいる大人に準じた服装を、というドレスコードも含まれます。例えば、最新のタイへの旅での1枚。7歳の次女。すぐに乾くコットンやラフィアを多用。さらに、シックなヨーロピアンが多いホテルなので、アーシーな色。日焼け対策でのつばの大きな帽子。基本、すぐに大きくなるから、姉のお下がりや、普段東京でも使えるものを兼用しています。おそらく全身で、¥17,000くらい。決してとても安いわけでもないけれど、きっとこの旅で着た服は、その素材感や色合わせが旅の記憶とセットになるんだろうな、と思っています。

profile

スタイリスト/WEBマガジン『mi-mollet』編集長 ファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。新著『毎朝3分で服を選べる人になる』ほか、インスタグラムも人気。
Instagram:@naokookusa

Photo:Shohei Takenaka
Styling:Naoko Okusa
Hair&Make up:Yayoe Shimizu(+nine)
Text:Naoko Okusa、Ayako Suzuki(HRM)
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