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#和田由貴の貯蓄・節約術

[1限目]2019年押さえるべきマネーニュースとは?

2019.01.31

2019年、節約&貯金を成功させ、賢く得する毎日を過ごすためのテクニックを、節約アドバイザー和田由貴さんが解説。第1回目は、2019年起こりうるマネートピック4つをご紹介。私たちの暮らしに大きく影響を与えるであろうマネーに関する話題について、いち早く備えておくために、その内容や仕組み、おすすめテクを和田先生がわかりやすくレクチャーします。

①乗り遅れないで! 本格的なキャッシュレス決済の時代が到来!

現金以外のクレジットカードやSuica(スイカ)などのFeliCa(フェリカ)対応の電子マネーで支払いを済ませる、キャッシュレス決済が年々浸透してきています。なかでも今年注目を浴びているのが、バーコードを読ませることで支払いができる「〜pay」という決済方法。日本では、去年からじわじわとブームが拡大してきていますが、中国ではもはや「pay決済」は日常で当たり前に使われています。一般の人でも、バーコードさえあれば簡単に支払いができるのが大きなメリットなのです。
例えば、クレジットカード決済はクレジットカード会社と契約をして、カードを通すカードリーダーがないと決済できませんし、フェリカ対応の電子マネーも専用の対応端末をお店側が用意しなくてはなりません。でも「pay決済」は、バーコードさえあればいいので、事前に準備も必要ないし手数料もかからず、どこでも誰でも導入できるのです。
今年は去年にも増して確実に「pay決済」が広がってくると予測。主な種類としては、「paypay」「LINEpay」などがありますが、今年、日本郵便から「ゆうちょpay」というのも登場する予定。2019年は、オリンピックに向けて国が主導してキャッシュレス決済を推進しているので、ますます加速するのではといわれています。“〜%還元”などのサービスを行うことも考えられるので、今後は現金よりもキャッシュレス決済が確実にお得。早めに取り入れて「pay決済」に慣れておくのが得策です。

②10月消費税が10%に! 増税前に買うべきもの・買わなくていいものとは!?

今年の10月にいよいよ、消費税が8%→10%に増税されます。「増税前にいろいろと買いだめしておかなくちゃ!」と焦って買い物しがちですが、だからといって必要ないものまで買い込むのが一番気をつけたいパターン!
基本的に値崩れしにくいものや定価品は、増税前に買っておくべき。たとえば、定期券やブランド品などがそれにあたります。一方、住宅や車などの大きな買い物こそ増税前に…と思いがちですが、住宅ローン減税などの制度もあるので、大きなお買い物こそ自分の生活設計に合わせて、いつ買うべきかをきちんと考えるべきなのです。また、一番やってはいけないことが、消耗品を買い込んでしまうこと。お酒やタバコなどの消耗品は、なければないで済むもの。手元にたくさんあると、つい無駄に使ってしまったりすることも……。
周囲からの煽りもあり、思わず「急がなくては」と不安に思ってしまいますが、価格が変動するような商品なら、増税後は消費が落ち込むので、値崩れして安くなる可能性もありますし、“〜%キャッシュバック!”などのサービスが導入されることも大いにあり。増税したからといって、損をするとは一概に言えないのです。
ただ、心得ておきたいのは、日々のお買い物は値段が理由でしてはいけないということ。“理由があるから買う”ということを意識して、普段からお金のやりくりを気をつけておくべきです。

③みんなやってる? 今年はふるさと納税バブルが崩壊する予感!

ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄附ができ、寄附金が所得税・住民税の控除の対象となる制度。寄附をすることで、地域貢献につながるだけでなく、地域の特産品・名産品がお礼の品として貰えるため、今では多くの方に利用されています。実際に寄付件数も寄付金額も年々大幅に伸びている画期的な制度です。
一方で、返礼品の選定や還元率に関して、自治体間の競争が過熱していることは事実。現状でも寄付額の3割ほどにおさえる、という規定があるもののそれを守らない自治体や、本来NGとされている換金性の高い商品券や地元産ではない高額な電化製品を返礼品として準備する自治体があり、過度な返礼品競争を招いています。そんな問題点も指摘され、返礼品の規制が今年の6月以降厳しくなることが決定しています。これをきちんと守らない自治体にはペナルティが課されるばかりか、寄付した側も控除は受けられない可能性も…。
ふるさと納税は仕組みとしてもとても良いものですし、利用していたほうが絶対にお得です! 今年は返礼品の規制が厳しくなる6月までに、自治体も寄附金を集めるために例年以上に力を入れてくるでしょう。

④電力自由化って? 今年はますます電力会社の顧客争奪戦が激化!

近年話題になっている電力自由化。実は、2000年から段階的に進められてきました。当初は工場やデパートなどの特別高圧の電力が自由化されましたが、その後徐々に拡大され、2016年4月から低圧(家庭など)を含む全面自由化が実施されました。電気を発電し送電し販売する、という役割は地域の電力会社が一括で担っていたのですが、発電と送電と販売が分離し、2020年4月には完全に事業主が別々になります。それに伴い、電力会社を選べるようになるのです。
電力自体は利幅があまり大きくないので、使用量がよほど多いご家庭でない限り、新電力に変えたところで劇的に料金が安くなることはありません。なので電力会社選びは、それ以外の付加サービスに目を向けるのがポイント。今年は各電力会社も“乗り換えキャンペーン”などをどんどん促進してくるでしょう。
今まだ電力会社を変えていない人は、自由化の経過措置として以前の料金プランが継続されていますが、2020年4月からは自動的に新プランに移行される予定です。それまでに電力会社の乗り換えをすることで、お得になったりメリットがあったりするのです。何もしないのはもったいない。ぜひ電力会社の比較検討をし、今年の間に考えていたほうが賢明です。単純に「電気料金がいくら安くなる」という部分よりも、「ポイントの還元率が高い」「ライフスタイルに合うサービスを受けられる」など総合的に考えて、電力会社を選ぶことがオススメです。

Profile

和田由貴Yuki Wada

節約アドバイザー、消費生活アドバイザー、環境カウンセラーなど幅広い暮らしの専門家。TVや雑誌、ラジオ等さまざまなメディアで活躍し、わかりやすく実践しやすい節約アイデアを展開。「節約はムリをしないで楽しく!」がモットー。

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Text:Maiko Watanabe
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