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#和田由貴の貯蓄・節約術

[4限目]“食”に関する節約テク!〜vol.1買い物編〜

2019.03.31

家計の消費支出の中で多くを占める食費。コストを抑えたいと考えるなら、まずは買い物の仕方から見直すことが大切です。そこで今回は、食費節約の第一歩となる無駄買い防止の秘訣や、食材の買い方や選び方などとっておきの節約テクニックを、和田由貴さんが伝授します。

①買い物へ行く前の事前準備がカギ!

まず、食費の予算は3:1に分けて管理するのがベスト。毎日消費する買い物は3の中で、そしてお米や調味料、水など定期的にまとめて買うものの予算を1として、分けて管理しましょう。
例えば、予算4万円/月とすると、3万円と1万円に分けられます。3万円をひと月の1日あたりの食費で計算すると1,000円/日。3日分まとめて買うなら3,000円…、その金額以内で買い物をするように意識します。1万円を別にしておけば、定期的に買うものの在庫がなくなっても慌てません。

食費節約の基本として、『いかに安いものを買うか』ではなく、『きちんと買った食材を使い切る』ということが大切。その都度、買い足しばかりするのは非効率的なので、まだ冷蔵庫にある在庫の食材からメニューを組み立てて使っていく…というサイクルを考えなければいけません。
そこで買い物をする前に、どんなものが在庫として家に残っているか確認することが大切です。よく見落としてしまいがちなのが常温保存できるもの。例えば、乾物や缶詰など日持ちがするため放ったらかしにして、いつの間にか消費期限が切れている…というケースもあるので、パントリーや引き出しも月に一度はチェックましょう。冷蔵庫の中に残っているものに関しては、写メを撮っておくと、中にあるもののイメージを思い出せるため、無駄買い防止にも最適です。
また、忙しい人はネットスーパーを利用するのも手。最大のメリットは、在庫の確認をしながら注文ができるので、確実に必要なものを必要な分だけ買うことができます。このように、買い物に行って余計なものを無駄に買ってしまわないように、前段階として在庫チェックはとっても重要なプロセスなのです。

②買い物へ行くベストなタイミングって?

よく、節約のために「スーパーで見切りシールの貼ってある食材を狙って、遅めの時間に買い物に行く」という人がいますが、見切りシールが貼られるタイミングが朝と夕方の2回あるのをご存知ですか?
夕方遅めの時間に見切りシールが貼られるのは、「消費期限」が間近に迫ったものがほとんど。そして開店前の品出しのタイミングで、新しい食品と入れ替えに見切りシールが貼られるのは、「賞味期限」が迫っているもの。食費節約について考えるならば、是非「消費期限」より「賞味期限」を意識しましょう。
消費期限とは、「安全に食べられる期限」のことで、主に生肉や生魚、お惣菜などいたみやすい食品についています。一方、賞味期限とは「品質が変わらずおいしく食べられる期限」のことで、この期限を過ぎても食べられなくなるわけではありません。つまり、賞味期限を過ぎても食べられるものを安く買うのが一番お得ということになります。そして、そのような食品が店頭に並ぶのは、実は夕方遅めの時間よりも開店直後の早い時間。野菜、果物など新鮮なものを買うのにも断然早い時間が得策です。
このように、買い物に行くタイミングも節約に大いに関わってくるのです。

③スーパーでの買い回り順序も工夫して!

多くのスーパーは、入り口側に野菜、果物が並び、奥にお肉や魚の生鮮食材、奥にパンやお惣菜、そして中央にレギュラー棚が並んでいます。大抵の場合が野菜から買い始めると思いますが、それがとにかく無駄買いのもと!
理想的な買い周り方は、まず何も買わずにぐるっと一周し、「本日の特売品」などを見渡します。その後、メインのメニューとなる肉・魚の生鮮食材から買い物をスタート。単価の高いメインの食材となるものこそコストを抑えたいので、そこからメニューを組み立てていくのが食費節約の成功の秘訣。野菜の単価はそんなに高くないですが、野菜からレシピを組み立てていくと、無駄に高いものを買わなくてはいけなくなることも。また、冷蔵庫の中で無駄になってしまう食材は野菜がほとんど。できるだけ、野菜の在庫が増えてしまわないように、献立を決めるときと同じ順序で買い物をすることが重要なのです。

④お得に美味しく! 食材の選び方のコツ

肉魚の陳列棚には、食材が新鮮でキレイに見える特殊な照明が使われています。食材選びの際には、必ず陳列棚から手に取り、通路などの通常の照明の位置で見比べてみましょう。肉も魚も、ドリップが出て溜まっていないかどうか、切り口が鋭利でキレイな状態か確認しましょう。魚の場合、切り身の表面がキラキラと虹色に光っていることがありますが、それは時間が経っている証拠。肉も魚も細かく包丁が入っていくほどいたみやすいので、魚も丸ごと買ってその場で無料でさばいてもらったほうが、鮮度も高くお得に手に入れられます。
また、野菜に関しては基本的に使い切れる量を買うことが原則。トマトやレタスなど切り口があるものはその切り口を見て、水々しいものを選ぶようにしましょう。変色、乾燥していたら時間が経っていることも。里芋などの根菜も、湿っていて泥っぽさが残っているもののほうが美味しく食べられます。

⑤節約におすすめの食材は、ズバリこれ!

節約料理の定番食材として代表的なのが『鶏ムネ肉』。低脂肪、高タンパクなど栄養価も高いのに価格もリーズナブル。また、かさましできる食材として『もやし』『ちくわ』も万能です。煮物や炒飯などにお肉が入っていると味が締まりますが、実はちくわでも代用可能。ちくわから美味しい出汁が出るので、加熱料理にちくわは最適。価格も安いので、冷蔵庫にストックしておくと便利です。
また、食材とは異なりますが『片栗粉』もおすすめ。片栗粉は、とろみをつけたり、餡を作るのに欠かせない食品。例えば、小さいお魚の切り身を焼いてテーブルに並べただけだと物足りなさを感じますが、餡かけを上からかけるとしっかりと一品になります。いつもの煮物も、煮汁にとろみをつけるだけで一気にボリューム感がアップ。調理方法次第で、メニューや献立をワンランクアップさせることができるので、ぜひ試してみてください。

Profile

和田由貴Yuki Wada

節約アドバイザー、消費生活アドバイザー、環境カウンセラーなど幅広い暮らしの専門家。TVや雑誌、ラジオ等さまざまなメディアで活躍し、わかりやすく実践しやすい節約アイデアを展開。「節約はムリをしないで楽しく!」がモットー。

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Photo:Getty Images
Edit&Text:Maiko Watanabe
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