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LIFE

#川崎貴子の人生相談

連載直前インタビュー/女が崇める女、川崎貴子さんってどんな人?②

2018.07.26

1万人以上の女性の人生をマネジメントしてきた、人材コンサルティング会社経営者の川崎貴子さん。「働く女性の成功・成長・幸せのサポート」を理念に掲げる彼女の元には、キャリアだけでなく恋愛や結婚など悩みを抱える多くの子羊たちが、今日も相談に押し寄せます。その川崎貴子さんが、PLSTマガジンで待望の連載をスタート!まずは2回にわたって、彼女の素顔をご紹介。起業、結婚、出産、離婚、再婚、そして乳がん。試練というべき荒波を幾度と乗り越えてきた川崎さんの人生を紐解きます。

>>Vol.1はこちら

 1.ジョヤンテ設立
 2.結婚
 3.長女出産
 4.離婚
 5.再婚
 6.リーマンショックで色々失う
 7.元夫の突然死
 8.第二子出産
 9.乳がん発覚
10.フォトスタジオ「コノジ」立ち上げ

44歳で発覚した乳がん。それを起点に気づけた、たった一つのこと

「事業がスムーズに滑り出し、人との出会いも充実してきた矢先、乳がんが発覚しました。でも手術してみるまでステージもわからないし、サイズもわからない、リンパの転移もあるかどうかわからない、と言われ戸惑いました。そこで手術までの1ヶ月半の間にすごく色々と考えたんです。もしステージ4で、リンパの転移があって、そうすると娘たちの誕生日まで生きられないかもしれない。そうしたら、これまで自分はあれも楽しいこれも楽しい、あの人とも仕事したい、と手当たり次第仕事してきたけど、『自分が本当にやるべき仕事は何なのか』を考え始めました。そして、家族との時間、特に娘たちとの時間を増やさなきゃいけないなと」

「そう考えているうちにふと、うちには家族の日常が写し出された写真がないなと、気付きました。誕生日やクリスマス、七五三って、写真は撮るけど、私か夫がスマホで撮影しているから、家族が揃っていないんです。たまに行った旅行先で店員さんに撮ってもらったぼやけた写真があるぐらい。だけど、日々のもっとリアルな日常こそが私にとってかけがえのないものだとわかったんですよね。

そこで、写真を撮った後に取材して、家族の今をコピーにした絵本として残すというフォトスタジオを立ち上げました。家族の絆を可視化できるものが欲しかった。立ち上げたらまた忙しくなっちゃって大変なんですけど、でも今までと違うやりがいがたくさんあります」

日々繰り返されるのが結婚生活。限られた二人の時間では、なるべくご機嫌でいたい

「今の夫とは結婚して10年。本当に戦友みたいな感じになりました。前の結婚では、お互いに会社をやって看板張ってんだよ、という点でバチバチしてたところもあるんですが、今の夫は『俺がこうしなきゃいけない』みたいなものがまったくなく、変幻自在に形を変えていってくれたから10年持ったのかなと思います。私が男性的で、彼が女性的な資質を持っていてくれてる。お互い長所と短所が違ったのがよかったのかな。

それでもやっぱりイラッとすることはもちろんあります(笑)。でも、私は溜めずに不満があったら必ずその時に言うことにしています。多くの女性は、こんなことで言ったらうるさい女だと思われるとか、ここまで言うほどでもないのかしらと溜めて溜めて溜めて、どかーん!と爆発するじゃないですか。だけど、そのどかーんと爆発したきっかけって、大したことじゃないんですよね。そうすると『そんなことでこんなに怒るの?』って相手は思ってしまう。私たちからしたら、これもムカついてきたし、これも我慢したし、もう!ってなってるんだけど、でもそれは全然伝わらないし、当然改善もされません」

「つまらないことを溜めない。直して欲しいことはまっすぐアサーティブに言う。『私のこと好きじゃないからよね』みたいな被害妄想をしない。そういうことを私に言わせているということに対してさらに怒ってしまうんですよね。なんで私がこんなことで爆発しなきゃいけないの!みたいな。そうなると話がややこしくなるので、あるものだけを見るようにしています。

そして、10年も一緒にいると新鮮な気持ちっていうのはありえません(笑)。だからお互いの誕生日とかクリスマスだけはデートしよう、とか。そこではハグしようね、褒め合おうね、とか。自分たちのルールを作っていくだけですね。二人だけの様式美を形成していけばいいんです」

私がやるべきことは、働く女性の成功、成長、幸せのサポート

「以前、知人が立ち上げた出版社に社外取締役として参加しました。その時、全く売れず積み上がっていく本を見ながら、役員が持ち回りで毎週1回ブログを書いて注目を集め、在庫を売ることになったんです。その中で私のブログでは、結婚とか恋愛とか、今までコンサル・人材業の社長として発信できなかったことを書きました。そうしたらたまたまそれがバズって、キャリアがあるけど結婚したい、でも恋愛が上手くいかないという女性たちからアクセスが殺到したんです。じゃあ、まとめて勉強会やろうかなと『魔女のサバト』という婚活塾を立ち上げました。 

同じような悩みを抱えたアラサー、アラフォーの女性たちがたくさん集まって来たんですが、半年間で半分以上が結婚したり、ステディな彼ができたんです。今や380人くらい卒業生がいて、2/3くらいが充実した人生に出会えています。なんで急にそうなるのかというと、婚活塾に参加した後は意識が変わるから行動が変わるし、行動が変わるから自然と出会う人が変わるんですよね」

「結局私がやりたいのは、働く女性の成功、成長、幸せのサポート。自分が起業したいと思った時、自己責任というポリシーの他にも理由があって、それが、社会的に成功したい、いつも成長できるステージにいたい、個人のプライベートの幸せも絶対に手に入れたいという願いでした。私だけでなく、こう願う女性たちは少なくないはず。その中で、問題を整理できている人と、整理できていない人がいるので、自分で解決できることなのか、できないことなのかという仕分けから、お手伝いしていきたいと思っています。

時間というのは本当に有限。だからこそ、自分が幸せになることにこそ時間を割いた方がいいと思うんですよね。自分が幸せになることにちゃんと貪欲になれるよう、私はそのお手伝いをこの連載でもしたいと思っています。

これまでたくさんの女せと会ってきてわかったのは、優秀な女子ほど自己評価が低かったり、自己否定が強いということ。だけど、それはとてももったいない。女の人は、もっと図々しいくらいでちょうどいいんですよ。そこで手に入れた考え方はきっと、将来自分の愛する人にいい影響を与えたり、自分の強さが彼らを幸せに出来るはず。今自分の頑張っていることが、自分の愛する人たちを幸せにするんだって思えると、無駄にはならないし頑張れると思うんです。見失わずロングスパンで人生を見ながら、『自分の本当の幸せって何?』ということを、一緒に考えていきましょう!」

PLSTmagazineで待望の連載がスタート!

7月31日*にリニューアルするPLSTmagazineにて、川崎貴子さんの連載コーナー「頼れる女上司がお悩み解決!」をスタート。悩める女性たちの背中をひと押し!(*予定)

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リントス株式会社代表。
人材派遣会社勤務を経て、1997年に働く女性をサポートするための人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。株式会社ninoya取締役を兼任し、働く女性の結婚サイト「キャリ婚」を運営する一方で、2017年3月「働く女性に成功と幸せを」をコンセプトに、リントス株式会社を設立。「女性マネージメントのプロ」との異名を取る。さらに2018年、家族の絆を強くする貸し切りタイプの写真館スタジオコノジをオープン。13歳と6歳の娘を持つワーキングマザーでもある。著書も多数。

Photo&Movie:Takuji Onda
Text:Yuki Miyahara
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