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#掃除マイスターの秘伝プロの技

少ない時間を有効利用! カンタン、確実にキレイにするお掃除テクニック!Vol.1「キッチン編」

2018.08.10

忙しい日々を過ごすOLやママに向けて、アイディア満載で、抜群に効率的なお掃除テクニックを提案する新企画! 
記念すべき第1回目は、一番気になるキッチン編。常にキレイを保ちたいエリアですが、毎日使うし、すぐに汚れる場所だけに、よりカンタンな掃除法が知りたいところ。
がんばる女性を応援する家事代行会社「ベアーズ」の副社長であり、家事大学学長の高橋ゆきさんが、プロのノウハウを教えてくれます!

エリア①:シンクの掃除術

水アカがつきやすいシンクや蛇口は、短時間でピカピカにしようと、つい力任せにゴシゴシと磨いてしまいがち。でも、ちょっと待って! それがかえってステンレスに微細な傷をつけ、そこに汚れが入り込んでしまう原因に! ステンレスの掃除は、とにかく優しく、丁寧に。そして最後に水滴を残さないようにすることで、水アカはもちろん、次の汚れが付くことも防げます。また、ステンレスのシンクは表面のヘアライン(ステンレスの目)の方向を意識しながら、傷をつけずに磨き上げるのも重要なポイントです。それでは、シンク周りの掃除の行程をご紹介しましょう。

ヌメリや臭いが気になるストレーナーは、なるべく触らずピカピカに!

「触るのが嫌で、ついつい後回しにしがちな排水口のストレーナーですが、汚れを放置すると余計にヌメリや臭いが発生します」(高橋さん)。ストレーナーを取り外し、固形物のごみを取ったら、泡タイプの漂白剤を全体にまんべんなくスプレーし、ビニール袋に入れます。

袋に水を入れて15回シェイク!隅々まで漂白剤を行き渡らせて!

ビニール袋に水を2~3㎝程度加え、口をしっかりと縛ったら、ストレーナーの網目に漂白剤を浸透させつつ汚れがしっかり落ちるように、15回ほど上下によく振ります。そのまま10~15分程浸け置き状態で放置した後、袋を破って中身を取り出し、流水で漂白剤を丁寧に洗い流します。「最後は素手で表面に触れてみて、ヌメリが残っていないかどうかチェックしましょう」(高橋さん)

とにかく優しく、ヘアラインに沿って全体を磨くこと!

最後はシンクの壁面の磨き方。まずは洗剤をつけたスポンジの柔らかい面を使って、全体をまんべんなく磨きます。このとき、ついつい力を込めてクルクルと円を描くように磨きがちですが、これでは細かい傷をつけてしまうことに。「スポンジをステンレス表面のヘアライン(ステンレスの目)に沿って、一定方向に優しく動かすのがポイントです」(高橋さん)
もちろん洗剤も、傷を防止するため、クレンザーではなく食器用洗剤を使いましょう。
「シンク掃除の際は、手荒れ防止のためにゴム手袋の着用を忘れずに。このときハンドクリームを塗っておくと、パック効果で手もしっとりします。ゴム手袋の裾を3~4㎝外側に折り返しておくと液ダレのストッパーになり、水や洗剤が垂れても腕や服を汚しませんよ」(高橋さん)

次の汚れがつかないよう、水滴を完全に拭き取るのを忘れずに!

洗剤を水で洗い流したら、乾いたふきんで全体を乾拭きします。水滴が残っていると、水アカやカルキ跡の元になるので、できるだけ丁寧に拭き取ります。「頑固なカルキ跡は、付く前に防ぐのが正解。しっかりと水気を拭き、ドライな環境を保ちましょう」(高橋さん)

蛇口は、輝きを曇らせないようさらに優しく!

水アカやカルキ跡で汚れやすい蛇口は、表面に傷をつけないよう、洗剤のついたスポンジの柔らかい面か、もしくはふきんを使って優しく磨きます。スポンジはシンク壁面の時と同じように、一定方向に動かすようにします。「とにかく力を入れず、撫でるように動かすのがポイントです」(高橋さん)

便利アイテム「三つ編みストッキング」で仕上げて輝きアップ!

洗剤と汚れを水で洗い流したら、水滴が残らないように全体をしっかりと乾拭きをします。「乾拭きした後、最後に三つ編みストッキング(下記参照)で仕上げ磨きしておくと、ピカピカを通り越してキラキラに。蛇口が輝いていると、キッチン全体の印象が変わるので、是非仕上げ磨きまでしてみてください。」(高橋さん)

仕上げ磨きに力を発揮する、三つ編みストッキングの作り方

使い古しのストッキングで、仕上げ磨きに便利なアイテムを作ります。ストッキングの柔らかな表面は、ステンレスの仕上げ磨きなどに最適。三つ編みにしてまとめることで弾力性と強度が増して、使いやすくなります。
作り方はカンタン。使い古したストッキングを、脚の付け根付近で半分に折り、折ったところに結び目を作ります。はき口と両脚部分で3分割されるので、ゆるめの三つ編みにしてまとめます。先端まで編んだら結んで固定して完成です。
三つ編みストッキングは、スポンジやふきんなどで磨いたステンレスを、さらに磨き上げて美しい光沢を出すことができます。また、静電気の効果で、ステンレス表面に残りがちなふきんのケバやホコリもキレイに取り除けます。「ストッキングの生地は水を吸わないので、ステンレスをしっかり乾拭きしてから使うようにしましょう」(高橋さん)

より掃除がラクになる、カンタン・時短ポイント


シンクをキレイに保つコツは、常にドライな環境をキープすること。拭き残した水が原因で生じる水アカやカルキ跡、ヌメリやカビは、一度発生してしまうと落としにくいうえに、掃除への意欲までも削いでしまいます。掃除のタイミングだけでなく、調理のあと、水道を使ったあとにも、飛び散った水滴をできるだけ拭き取り、ドライな状態を保っておくことで、無駄な汚れを抑え、掃除をスムーズに進めることができます!

エリア②:コンロ周りの掃除術

コンロの汚れは、固まってしまう前にサッと拭き取っておくのが基本ですが、それでも汚れは日々蓄積してしまうもの。調理後の掃除とは別に、週に1度くらいはしっかりと汚れをチェックしながら掃除することも必要です。ただ、時間をかければいいというものではありません。手順を守りながら、効率よく的確に。頑固な油汚れを恐れず、「常にピカピカ」を目指しましょう。

コンロに飛び散った油汚れは、隅々まで残さず拭き取って!

まずはゴトクなどを外し、コンロ全体を磨きやすい状態にします。食材の破片などの固形物があれば、あらかじめ取り除いておきます。用意する洗剤は、油汚れ用のキッチン洗剤がオススメ。天板全体に行き渡らせやすいように、数カ所に洗剤をスプレーします。「汚れが固まってしまっている時は、クリームクレンザーを使ってもいいでしょう」(高橋さん)

食品用のラップフィルムが、便利アイテムに変身!

ここで用意するのが食品用のラップフィルム。10㎝ほどに切ったものをクシャクシャっと丸めて、スポンジの代わりに使います。「ラップフィルムは洗剤を吸収せずにこすることができるで、洗剤が直接汚れに届いて余計な力を入れずにお掃除できます。また素材を傷つけにくいので、汚れた天板を磨くのに最適なんです。細かな箇所は、丸めるときに角をたくさん作るのがコツ」(高橋さん)

磨き方のコツは、力を入れすぎず、円を描くようにクルクルと!

丸めたラップで洗剤を広げながら円を描くように、汚れている部分中心に擦っていきます。「凹凸のある部分は磨き残してしまうことが多く、古い汚れが固まっていることもあるので、重点的にチェックしながら進めてください」(高橋さん)

仕上げは水拭き&乾拭きで。拭き残しのないよう、最終チェックを!

天板の隅々まで汚れを落としたら、固く絞った台ふきんで水拭きをします。洗剤と汚れを残さず取り除きましょう。最後に乾いたふきんで全体を乾拭きして完了です。「水拭きのときに拭き残しがあると、後々落としにくい汚れになるので、コンロ全体を見渡して最終的な拭き残しチェックを忘れずに」(高橋さん)

ゴトクや網も隅々まで洗える、マンゴーカットスポンジの作り方

天板掃除の前に外しておいたゴトクや、魚焼きグリルの網も同時にキレイにしましょう。ここで役に立つのが、スポンジをアレンジしたアイディアグッズ「マンゴーカットスポンジ」。スポンジの表面にマンゴーのような切れ込みを入れ、その切れ込みに細いものや薄いものを挟んで磨きます。
作り方は簡単。市販の食器洗い用スポンジの柔らかい面に、カッターで切れ込みを入れるだけ。切込みの本数は、縦に2本、横に3本程度。深さは底にある固い面との境目を目安に。格子状になった切れ込みを広げて使いやすくしておきます。
マンゴーカットスポンジに洗剤をつけたら、汚れたものを切れ込みに挟み込んで磨きます。グリルの網に見られるような細くて直線的な部分だけでなく、ゴトクの丸い縁にもぴったりフィットします。挟み込んだら、スポンジ全体を握るようにして動かせば、無駄な力を入れなくても簡単に汚れを磨き落とすことができます。

コンロの掃除がよりラクになる、カンタン・時短ポイント


コンロの天板は、油汚れはもちろんのこと、食材のカスやホコリなどがこびり付きやすく、放置しておくとそれらが固まり、どんどん掃除しづらくなってしまいます。そんな事態を防ぐには、調理が終わった時点でこまめに汚れをふき取る作業を習慣化することが大切です。特に調理の余熱が残っているタイミングは汚れが落ちやすいので、コンロ掃除のゴールデンタイム。調理直後のサッとひと拭きが、のちの掃除をグッとラクにします。

高橋ゆきYUKI TAKAHASHI

暮らしの向上を研究する家事研究家として、各種メディアで活躍。日用品をアレンジした多彩なアイディアグッズを駆使し、多忙なOLやママに効率的な家事のノウハウを紹介する。株式会社ベアーズ副社長。家事大学学長。著書に「いま『使える時間』×キレイにしたい『場所』で選ぶ 楽ラク掃除の基本」(学研プラス)、「プロが教える! ラクちんおそうじ術」(宝島社)


「キッチンのキレイさをキープするためのポイントは、〝ちょこちょこ掃除〟を心掛けることです。使った鍋を洗うついでにシンクを磨いたり、調理の汚れを小まめにサッと拭ったり。それだけで、本格的に掃除をする時の手間やストレスがグッと軽減されます。週に一回程度はキッチン全体の掃除は必要ですが、日々の心がけ次第でキッチンは常に清潔に保たれるはずです」

Photo:Takahiro Idegushi
Text:Toshimasa Mizoguchi
Edit:Shota Ito
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