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LIFE

#Wako流くらし術

WAKOさんインタビュー<前編>
優雅なインテリアを生んだ、波乱万丈の人生

2018.08.04

9月からスタートする新連載「今日から始める理想の部屋づくり」で、素敵な暮らしのための小さなヒントを紹介してくれることになったライフスタイルプロデューサーのWAKOさん。連載に先駆けて3回に渡り、これまでの生い立ちや、今に至る暮らしへの考え方を伺いました。

自分らしい価値観で生きたい、と強く願ったティーン時代

自宅というのは仕事や人付き合いから戻ったときの安らぎの場であり、同時に家族や自分自身のアクティブな毎日に備える舞台裏でもある重要な場所。そんな家が自分や家族にとって心地よく、機能的で、気分のアガる場所なら、毎日はどんなにハッピーになることでしょう!
そんな願いを叶えるため、WAKOさんに部屋づくりの発想ややり方を学ぶ新連載。けれどここで紹介するハウツーはいずれも、ただのテクニックではなく、WAKOさんの潔く、ポジティブな生きざまがあってこそ生まれたもの。

今はふたりの娘さんと3人で暮らすWAKOさん。インタビューはそんなご自宅で行われました。WAKOさんは「レストランより家にいるほうが好き」とこの空間を何より愛しています。「この家に引っ越したのは4年前。ようやく形になってきた感じです」とWAKOさん。それはインテリアだけでなく、WAKOさんの人生にもいえるのかもしれません。

WAKOさんの波乱万丈な人生の始まりは10代の頃。小学生の頃からテレビもおもちゃもなく、友達の家に遊びに行くことさえ大変なほど厳しい家に育ったといいます。自分の価値観で生きたい、自分の世界を持ちたい、と強く願っていたWAKOさんは、早く働いて自立するしかないと考え、高校1年で通信制高校に編入し、朝4時からパン屋での下ごしらえとアパレル販売のアルバイトを掛け持ち。「限られた時間と空間で、いかに効率よく快適に仕事をするかを毎日模索していました。このときの経験はその後の家事の動線や段取りにもすごく役立っていますね」。その後、アパレルの販売と掛け持ちで夜はラーメンの屋台でもアルバイトを開始。彼女の精力的な仕事ぶりに、すっかり人気店になったのだとか。

さらに周囲を驚かせたのが18歳の誕生日、アルバイト先で知り合ったダンサーとの結婚だった。「結婚すれば家を出られるし、親の承認を得なくても携帯電話も持てる。私にとって結婚は、自立のための重要なパスポートだったと思います」。その後、夫はダンスの勉強のためNYへ。一方、幼い息子と共に日本に残ったWAKOさんは、19歳で輸入代理店や子供服の販売を始めました。「中国やアメリカのアウトレットなどから買い付けをした子供服の店は、当時どこよりも可愛い店(笑)でした。あのときの成功体験が、今も自分に自信を与えてくれています。私も、やればできるわ!って(笑)」。けれどその結婚は長くは続きませんでした。お嬢さんとして守られて暮らすこともできたはずのWAKOさんが10代で選んだのは、こんなサバイバルな人生だったのです!

シアトルで出会った「世界一おしゃれなアパレルブランド」のオーナーが人生を変えた

(写真/17〜18年前に出会って以来の親友、シンティアさんと。)

独身となったWAKOさんは、ちょうどそのタイミングで留学を決めた妹に同行、シアトルでの暮らしをスタートさせました。ここで見つけた“世界一おしゃれな店”を営むシンティアさんとの出会いが、今のWAKOさんのスタイルの基盤になったと言います。「その店はシンティアがアパレルブランドをいくつも運営しながら営んでいるショップでした。彼女とは今も親友ですが、考え方も暮らし方もすべてが理想的で、師匠のような存在。彼女に影響を受けて“日本で店を出そう”と決断したんです」

続編は8/11(土)配信予定です。お楽しみに!

WAKOWAKO

ライフスタイルプロデューサー。1979年生まれ。インテリアや食、パーティや旅など、生活を幸せにするアイデアを提唱。2015年に、白金台の人気セレクトショップ「kokoro」をクローズし、家をベースにした働き方に。現在は雑貨やキッチンウェアなどのプロデュース、スタイリング提案、コンサルティングなどを行う。1男2女の母でもある。

Photo:Takeharu Goto
Text:Yurico Yoshino
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