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LIFE

#Wako流くらし術

Vol.35 用途やルールに縛られない「もの」とのつき合い方

2019.06.08

世の中には、用途の定まったアイテムがたくさんあり、また本やネットでも家具選びやインテリアのルールなどはたくさん見つかりますが、そんな制約に縛られず、自由に配置し、自由にものに役割を与えているのが、WAKOさんのインテリアの特徴のひとつ。今回はWAKOさんならではの自由なインテリア作りのポイントから、豊かな暮らしのためのアイデアを伺います。

「屋内用」「アウトドア用」の分類に縛られない

最近「アウトドアリビング」という発想も広がりつつありますが、リビングもテラスもまさに、内と外との境界なくリラックス感と落ち着きを感じさせているのがWAKOさん宅です。「テラスのテーブルセットも、クッションやブランケットも屋内用のもの。雨の日には軒下にしまいますが。あえて屋内用のアイテムを外に置くと、不思議とぜいたくな気分になれますよ」
一方リビングのソファや椅子はアウトドア用のファブリックだと言います。「アウトドア用の防水生地は手軽に洗濯できる素材なので、ゲストがワインをこぼしても平気(笑)。いつも清潔でいられて、家の中での生活ストレスが減りました」。屋内用、アウトドア用にこだわらずにアイテムを取り入れることで、それぞれの長所を生かしたり、意外性のあるインテリアが楽しめたりするのです。

ソファにテーブルがふたつあってもいい

このサイドテーブルはつい先日購入したという新入り家具。「ママ、テーブル増えてるけど? と娘にビックリされました(笑)。ソファ前に大きなテーブルがあるから、普通はこれで完結するのかもしれないけれど、実はソファにゆったり座ってワインを飲んでいるとき、グラスをテーブルに置くのがちょっと遠いな、と感じていたんです。そんな折、このテーブルを見つけて、これだ! と」。ソファテーブルひとつでリラックスと実用性の全てを満たそうとせず、こうやって役割を分担してみると、新しい“心地よさ”と出会えるかもしれません。

本は本棚にしまわなくてもいい

WAKOさんの家に、本棚はありません。ちょっとした棚の上など、家の随所にちりばめて配置し、また花やキャンドルのディスプレイコーナーでも、本やブック型の収納ボックスを積み重ねて高低差を演出するのに役立っています。本の代わりにトランクケースやバスケットボックスが活躍することも
「本も今やほぼiPhoneで読むので、持っているのはきれいな洋書や写真集。それなら、本棚に押し込めておくより、いろんなところに並べている方が気軽に手に取れるし、こうやってディスプレイにも役立つんですよね」。同じサイズの花器やキャンドルホルダーが多いWAKOさん宅ですが、本を数冊重ねた上に置くだけで、立体的なディスプレイが完成。“本来の役割”にこだわるのをやめることで、本やカゴも、花もキャンドルも、どちらも魅力を最大限に活かせるこの発想、ぜひ真似したいものです。

鳥カゴで、景色に生き生きとしたリアリティを

WAKOさんの家にいくつもある、鳥カゴ。庭の木にもさりげなくいくつかかかっていて、鳥が来ることはないそうですが、それがあるだけで、緑の景色がチャーミンングに映ります。「かけっぱなしで忘れていたほどですが、鳥カゴの演出パワーは侮れないと思います」。屋内にも随所に鳥カゴが。「物入れにしたっていいし、空っぽで置いてあっても愛らしいものです。また植物を入れたりキャンドルを入れたりして、演出アイテムとしても役立ちます。邪魔でも窓辺に引っ掛けておけるので、ぜひ手に入れておきたいですね」

ちょっと大胆なものを壁に飾ってみる

どこの家にも意外とある、白い壁の空きスペース。WAKOさんの家はそんな壁に、一風変わったものを飾って楽しんでいます。「絵やオブジェなどを飾る方が多いのかもしれませんが、私はいかにもアートというものを飾るのがあまり好きじゃなくて」。暖炉を模したコンソールをはじめ、ヨーロッパの古い門扉や水溝の蓋まで、壁に飾るとたちまち個性的なオブジェに。「壁にぴたっと沿わせるだけなら場所も取らないので、ちょっと大きいものを思い切って飾ることもできて楽しいですよ」

今週のTO DO LIST

✔︎屋内用のものをあえて屋外で使ってみる
✔︎しまいこんでいた洋書を部屋に飾る
✔︎鳥かごを飾る

WAKOWAKO

ライフスタイルプロデューサー。1979年生まれ。インテリアや食、パーティや旅など、生活を幸せにするアイデアを提唱。2015年に、白金台の人気セレクトショップ「kokoro」をクローズし、家をベースにした働き方に。現在は雑貨やキッチンウェアなどのプロデュース、スタイリング提案、コンサルティングなどを行う。1男2女の母でもある。インスタグラム@wako_world

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Photo:JUNKO KAISATO,TAKEHARU GOTO Text:YURICO YOSHINO
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